今回は
CentOSにデータベースを設定してみたいと思います。
CentOS7では標準はMariaDBというものを使うようなのでそちらをインストールして、
単純な検索実行までしてみたいと思います。
今まではWindowsserverに保存した.mdbファイルに、
ODBCで接続するaspを作ることはしてきましたが、
pythonやperlでCGIとかWebAPIを作るならやっぱりデータベースは必須だよね!
ってこと調べながらやってみました。
CentOS7では標準はMariaDBというものを使うようなのでそちらをインストールして、
単純な検索実行までしてみたいと思います。
今まではWindowsserverに保存した.mdbファイルに、
ODBCで接続するaspを作ることはしてきましたが、
pythonやperlでCGIとかWebAPIを作るならやっぱりデータベースは必須だよね!
ってこと調べながらやってみました。
目次
目標
CentOS7にMariaDBをインストール。
簡単な検索をしてみよう。
手順
インストール
yum -y install mariadb-server |
設定
設定ファイルの編集をします。
/etc/my.cnf.d/server.cnfの中で以下を[mysqld]の下に追加しました。
標準の文字コードをutf8にするのが目的です。
標準の文字コードをutf8にするのが目的です。
character-set-server = utf8 |
MariaDBの起動
以下コマンドでMariaDBを起動します。
自動起動も設定しておきましょう。
systemctl start mariadb systemctl enable mariadb |
初期設定
以下コマンドを使用して初期設定します。
上記を入力すると以下の確認が出ますので、適宜設定しましょう。
私はすべてyで答えました。
mysql_secure_installation |
私はすべてyで答えました。
NOTE: RUNNING ALL PARTS OF THIS SCRIPT IS RECOMMENDED FOR ALL MariaDB SERVERS IN PRODUCTION USE! PLEASE READ EACH STEP CAREFULLY! In order to log into MariaDB to secure it, we'll need the current password for the root user. If you've just installed MariaDB, and you haven't set the root password yet, the password will be blank, so you should just press enter here. Enter current password for root (enter for none): OK, successfully used password, moving on... Setting the root password ensures that nobody can log into the MariaDB root user without the proper authorisation. Set root password? [Y/n] y New password: Re-enter new password: Password updated successfully! Reloading privilege tables.. ... Success! By default, a MariaDB installation has an anonymous user, allowing anyone to log into MariaDB without having to have a user account created for them. This is intended only for testing, and to make the installation go a bit smoother. You should remove them before moving into a production environment. Remove anonymous users? [Y/n] y ... Success! Normally, root should only be allowed to connect from 'localhost'. This ensures that someone cannot guess at the root password from the network. Disallow root login remotely? [Y/n] y ... Success! By default, MariaDB comes with a database named 'test' that anyone can access. This is also intended only for testing, and should be removed before moving into a production environment. Remove test database and access to it? [Y/n] y - Dropping test database... ... Success! - Removing privileges on test database... ... Success! Reloading the privilege tables will ensure that all changes made so far will take effect immediately. Reload privilege tables now? [Y/n] y ... Success! Cleaning up... All done! If you've completed all of the above steps, your MariaDB installation should now be secure. Thanks for using MariaDB! |
ログオン
以下コマンドを使ってroot権限でログオン
(mariadbですがコマンドはmysqlなんですね。)
上記を実行するとパスワードを確認されます。
初期設定で決めたものを入力しましょう
(mariadbですがコマンドはmysqlなんですね。)
mysql -u root -p |
Enter password: Welcome to the MariaDB monitor. Commands end with ; or \g. Your MariaDB connection id is 20 Server version: 5.5.56-MariaDB MariaDB Server Copyright (c) 2000, 2017, Oracle, MariaDB Corporation Ab and others. Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement. |
データベースを作る
以下コマンドでデータベースを作ります。
データベースの名前を今回は「TESTDB」にしておきます。
アカウントににアクセス権を与えます。 今回はパスワードがTESTPASSのTESTUSERアカウントにTESTDBのアクセス権を与えます。
作成したユーザーで以下コマンドでログインしなおしてみましょう。 パスワードには「TESTPASS」と答えましょう
データベースの名前を今回は「TESTDB」にしておきます。
CREATE DATABASE TESTDB; |
アカウントににアクセス権を与えます。 今回はパスワードがTESTPASSのTESTUSERアカウントにTESTDBのアクセス権を与えます。
GRANT ALL PRIVILEGES ON TESTDB.* TO TESTUSER@'%' IDENTIFIED BY 'TESTPASS'; |
作成したユーザーで以下コマンドでログインしなおしてみましょう。 パスワードには「TESTPASS」と答えましょう
mysql -u TESTUSER -p |
データベースを使う
使用するデータベースを選択します。
テーブルを作成します。 中身は自動でカウントアップしてくれる数値型の「ID」と30文字までの長さを格納する「NAME」です
検索用のデータを入れてみましょう。 使うのはINSERT文ですね。
NAMEだけを設定していますが、IDはAUTO_INCREMENT を指定しているので、
自動でカウントアップして設定されます。
それでは以下のコマンドで検索をしてみましょう
結果は以下のようになります。
もちろんIDをもとに名前だけを表示することもできます。
結果は以下のようになります。
USE TESTDB |
テーブルを作成します。 中身は自動でカウントアップしてくれる数値型の「ID」と30文字までの長さを格納する「NAME」です
CREATE TABLE TESTTABLE (ID INT AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY, NAME VARCHAR(30) ); |
検索用のデータを入れてみましょう。 使うのはINSERT文ですね。
NAMEだけを設定していますが、IDはAUTO_INCREMENT を指定しているので、
自動でカウントアップして設定されます。
INSERT INTO TESTTABLE(NAME) VALUES('tanaka'); INSERT INTO TESTTABLE(NAME) VALUES('satou'); INSERT INTO TESTTABLE(NAME) VALUES('山下'); INSERT INTO TESTTABLE(NAME) VALUES('高橋'); |
それでは以下のコマンドで検索をしてみましょう
SELECT * FROM TESTTABLE; |
+----+--------+ | ID | NAME | +----+--------+ | 1 | tanaka | | 2 | satou | | 3 | 山下 | | 4 | 高橋 | +----+--------+ 4 rows in set (0.00 sec) |
もちろんIDをもとに名前だけを表示することもできます。
SELECT * FROM TESTTABLE WHERE ID=1; |
+----+--------+ | ID | NAME | +----+--------+ | 1 | tanaka | +----+--------+ 1 row in set (0.00 sec) |
終わりに
今回はMariaDBの設定と簡単な検索まで行ってみました。
記事書きながらの設定だったので時間はかかっていますが、
作業だけなら10分もかからない作業で済みそうです。
次回は、Python、Perl、C#(asp)からアクセスしてみたいと思います。
ご参考になれば幸いです。
ご利用は自己責任で!
以上
記事書きながらの設定だったので時間はかかっていますが、
作業だけなら10分もかからない作業で済みそうです。
次回は、Python、Perl、C#(asp)からアクセスしてみたいと思います。
ご参考になれば幸いです。
ご利用は自己責任で!
以上
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