2017/10/09

Sambaを設定しよう。

Sambaを

いろいろ調べて、設定してみたいと思います。
というのも、IDE無のnanoエディターで編集し続けるのに限界を感じてきたので、
Linax上のディレクトリを共有フォルダとして接続して、
ファイルの直接編集が可能なようにしたいと思ったからでした。
(インテリセンス欲しい・・・。)
それではやってみます。

目次

目標

CentOS7にSambaをインストール。
共有フォルダとしてアクセスしてみよう。

手順


インストール

yum -y install samba
1分もかからないでインストールは終わってしまします。

設定

設定ファイルを編集します。
インストール直後は以下のようになっています。
//etc/samba/smb.confを編集します。
# See smb.conf.example for a more detailed config file or
# read the smb.conf manpage.
# Run 'testparm' to verify the config is correct after
# you modified it.

[global]
        workgroup = SAMBA
        security = user

        passdb backend = tdbsam

        printing = cups
        printcap name = cups
        load printers = yes
        cups options = raw

[homes]
        comment = Home Directories
        valid users = %S, %D%w%S
        browseable = No
        read only = No
        inherit acls = Yes

[printers]
        comment = All Printers
        path = /var/tmp
        printable = Yes
        create mask = 0600
        browseable = No

[print$]
        comment = Printer Drivers
        path = /var/lib/samba/drivers
        write list = root
        create mask = 0664
        directory mask = 0775
以下のように書き換えました。
# See smb.conf.example for a more detailed config file or
# read the smb.conf manpage.
# Run 'testparm' to verify the config is correct after
# you modified it.

[global]
        workgroup = WORKGROUP
        security = user
        server string = MYSERVER

        passdb backend = tdbsam

        printing = cups
        printcap name = cups
        load printers = yes
        cups options = raw

[homes]
        comment = Home Directories
        valid users = %S, %D%w%S
        browseable = No
        read only = No
        inherit acls = Yes

[printers]
        comment = All Printers
        path = /var/tmp
        printable = Yes
        create mask = 0600
        browseable = No

[print$]
        comment = Printer Drivers
        path = /var/lib/samba/drivers
        write list = root
        create mask = 0664
        directory mask = 0775

ファイアウォール設定

ファイアウォールにsambaのアクセスを許可します。
再起動後も有効になるようにします。
firewall-cmd --add-service samba
firewall-cmd --add-service samba --permanent

ユーザー登録

pdbeditコマンドでユーザー登録します。
サーバーにユーザー登録されていることが条件になるので、
今回はrootで行います。(本来はセキュリティ上絶対やってはダメな気がする・・・。)
パスワードの設定を要求されるので任意のものを設定します。
pdbedit -a root

samba起動

sambaの起動にはsmbとnmbの二つのサービスを起動する必要があるようです。
smbは、セッション制御を、
nmbは、NETBIOSネームサービスを提供するらしいです。
それぞれ常時起動するようにもしておきましょう。
systemctl start smb.service
systemctl start nmb.service
systemctl enable smb.service
systemctl enable nmb.service

接続テスト

接続をテストしてみましょう。
エクスプローラで、「\\[設定したサーバーのアドレス]」を入力してみましょう。
パスワード要求がされたら、設定したものを入力してみましょう。
接続されるはずです。

が多分接続に使用したアカウントのホームディレクトリになってしまったはず。
もう一回//etc/samba/smb.confを下のように編集します。
# See smb.conf.example for a more detailed config file or
# read the smb.conf manpage.
# Run 'testparm' to verify the config is correct after
# you modified it.

[global]
        workgroup = WORKGROUP
        security = user
        server string = MYSERVER

        passdb backend = tdbsam

        printing = cups
        printcap name = cups
        load printers = yes
        cups options = raw

        host allow = 192.168.11.

        dos charset = CP932
        unix charset = UTF8
        display charset = UTF8
[www]
        comment = www
        browseable = yes
        writable = yes
        path = /var/www
        write list = root
        create mode = 0664
        directory mode = 0775
        share modes = yes


[homes]
        comment = Home Directories
        valid users = %S, %D%w%S
        browseable = No
        read only = No
        inherit acls = Yes
それでは、接続しなおしてみましょう。
エクスプローラで、「\\[設定したサーバーのアドレス]\www」を入力してみると、
今度は/var/wwwが開いたはずです。

終わりに

今回はSambaの設定を行ってみました。
予定していた各言語からmariaDBへのアクセスを作ってみるつもりだったんですが、
nanoでコード編集を続けるのに限界を感じたので、設定してみた次第です。
なぜ今まで設定をしていなかったのか。
全く怠慢ですね・・・。

次回こそ、Python、Perl、C#(asp)からMariaDBにアクセスしてみたいと思います。

ご参考になれば幸いです。

ご利用は自己責任で!

以上

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